副鼻腔炎分類
副鼻腔炎・蓄膿症・花粉症
アレルギー性鼻炎・鼻水・鼻づまり
自宅でたった3分で解消する方法
>> 副鼻腔炎改善方法・詳細
副鼻腔炎
副鼻腔炎 ~分類~
- 副鼻腔炎
- 分類
- 経過による分類
・急性副鼻腔炎
上気道炎に合併することが多い。
- 原因による分類
・菌性副鼻腔炎
齲歯を原因とする上顎洞の炎症
・乾酪性副鼻腔炎
・副鼻腔真菌症
- 急性副鼻腔炎
- 原因
鼻腔の急性炎症、咽頭・扁桃・歯牙感染、慢性炎症の急性増悪
- 症状
鼻漏、鼻閉、頬部痛、前頭部痛など
- 眼億部痛
- 治療法
- 対症治療
- Schmidt深膿針による排膿促進
- 分類
- アレルギー型
好酸球浸潤が見られるもので、アスピリン喘息に伴うものとアレルギー性鼻炎に伴うものがある。
- 非アレルギー型
好酸球非浸潤型
上顎洞性後鼻孔鼻茸
上顎洞に発生したものが自然孔から後鼻孔に伸びて咽頭へと下垂したものであり、孤立性で小児に多い。
- 症状
- 鼻漏鼻汁
慢性炎症によって上皮の杯細胞が増加し、さらに血管透過性の亢進も加わって上皮の分泌物が過剰となる。鼻汁の性質は膿性であり、嫌気性菌の関与により悪臭を伴う。成人の場合は、後鼻孔より鼻漏が流れ落ちる後鼻漏が多い。
- 鼻閉塞
鼻汁過多や鼻茸に起因する。
- 嗅覚障害
炎症性に腫脹した鼻粘膜や鼻茸によって嗅裂が閉鎖される。
- 治療法
- 保存治療
血管収縮剤で鼻粘膜を収縮させて換気を促進
14員環系マクロランドの少量長期使用を行う
上顎洞穿刺洗浄
- 手術治療
Caldwell-Luc法
Killian法
内視鏡的副鼻腔手術
- 好酸球性副鼻腔炎
- 原因
血液中の白血球の一種である好酸球が活性化し、副鼻腔粘膜を破壊して炎症を引き起こす。
- 治療法
薬物治療が難しいため、内視鏡手術で鼻ポリープ除去やステロイド剤の服用
- 副鼻腔真菌症・乾酪性副鼻腔炎
- 原因
起炎菌は半分以上がアスペルギルスで、ムコールやカンジダがこれに続く。抗癌剤あるは抗生剤の乱用により、近年増加傾向にある。
- 症状
- 進行したものは上顎洞癌に類似する。
鼻閉
鼻汁
頬部痛
- 治療法
- 外科手術
Caldwell-Luc法
- 歯性上顎洞炎
- 症状
病変は片側性で、患側の鼻腔から腐敗臭の強い鼻汁を出し、頬部痛を訴える。
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